国立大学町の都市計画を文化遺産として守る  長内敏之

長内敏之

コミュニティカフェ ネウボラ店主

皆さんは長内さんがかかれた「くにたち大学町の誕生」をご存じですか。実は、国立市史にも勝る大発見を推察されているのです。かつての旧満州国長春の都市計画平面図と国立大学町都市計画平面図がとても似ているということです。ドイツ ゲッチンゲンではなく、旧満州国長春を参考に大学町を都市計画したのではないかというのが長内さんの説です。

長内敏之さん
長内敏之さん

また、大学町の中心にある一橋大学(旧東京商科大学)の理念を長内さんから伺いました。旧東京商科大学は早くから欧米に優秀な学生や教授を派遣して、国際的な視点を磨き、実学に根ざした国際商業、民間企業家のリーダーを養成することを意向していたとのこと。そのために、学生には高尚な住宅街に囲まれ、如何わしい営業者の侵入を完全に防止できる環境で学んでもらいたいという理想を求めて、当時の学長、佐野善作氏が国立を新天地として移転してきたというお話です。

そんな理想を理解した個人商店主が学生や研究者とともにつくりあげたのが現在の国立市なのかしらと国立の成立ちをちょっと誇らしく感じた「くにたちかげん」です。

取材・ライティング 伊藤万里

 

 

↓電書は下記赤いボタンからダウンロード