秋田杉の図書館

はじめての秋田入り。国立まと火2015がご縁で秋田の図書館見学へ。国立市と合川町(現北秋田市)は35年来の児童交流事業をしてきた。しばらくお休みが続いたが、去年から交流事業が復活。

さて、秋田新幹線なるもので『秋田』まで切符を購入。新幹線乗車時間は4時間弱。遠いが、ランチ予定の強首温泉(こわくびおんせん)の宿に行くために、『和田』まで奥羽本線(おううほんせん)に乗り換え、車で30分と予想。ここまではGoogleMapを見てのこと。

当日、友人が持ってきたマップル本。秋田全体図の中で強首温泉(こわくびおんせん)ってこんなところにあるの?とびっくり。新幹線で『大曲』下車で、奥羽本線(おううほんせん)の『峰吉川(みねよしかわ)』から車で7分のところ。急きょ マップルを採用!

あきたこまちの稲穂がガラスにおさまる
あきたこまちの稲穂がガラスにおさまる

床にも稲穂が。さすが米どころ!
床にも稲穂が。さすが米どころ!

まったく気が付かなかったGoogleの死角。全体図がわからなかったのである。
もちろん、マップルのナビ?で行きましたとも。

でもマップル本が教えてくれなかったこともありました。『峰吉川』は無人駅。しかも流しのタクシーなんて走っているわけない。GoogleMapで検索すると1本路を徒歩1時間程度となってたので歩きましたとも。

自然と溶け込む農家の美学その1。歩いてよかった。

農家の美学その2。9月21日の田んぼ。黄金の稲穂にオーマイゴッド。

近くに寺も神社もないが、お墓の集落が田んぼの中に点々とある。

お墓は高台にあるわけではないけど、見晴しのいい場所にある。

秋田市内を流れる雄物川(おものがわ)。大仙山を源に日本海へ流れ出る一級河川。昔は水運が盛んだったというだけあって立派な川でした。

未だ本流筋にはダムがなく、まとまった降雨があると一気に水嵩が増すようである。洪水もよく起こるらしい。私たちが訪ねたあたりは、小山田家という大地主が守ってきたエリアで、苦労を重ねて安定した生活圏となっていた。

お昼の食事処。なんて軽いことはいえなかった強首秘湯温泉の樅峰苑(しょうほうえん)。小山田家は由緒正しき武家だった。

秋田の切り絵作家の大関譲氏の作品。樅峰苑の珍しい正面玄関。武家屋敷風ですか。いやいや武家屋敷みたい。

建物自体は大正6年建築なので築98年。玄関が正面に堂々と二つある造り。登録有形文化財だそうな。左の玄関は社寺建築を思わせる千鳥破風(ちどりはふ)の入母屋(いりもや)の屋根。

右の玄関は家族や使用人が利用した玄関。とはいえ、間口は左の玄関と同じ幅。唐破風(からはふ)の屋根。お城にもこんな屋根がありましたよね。

地域の名物、川がに定食。蟹は裏手を流れる雄物川でとれたもの。蟹ミソを温かいご飯にのせていただく。秋田名物とされる「きりたんぽ鍋」とはまったく趣きの違う食文化。

とうとう来ました秋田国際教養大学。小中高学力テストNO.1を保持する秋田県ならではの大学かしら。学部は単科で国際教養学部のみ。学生数1000人程度が森に囲まれたキャンパス内で勉学に励む構図。新卒就職率NO.1らしいです。でも県内での就職が難しいとも。
ここは、敷地内にある森ベンチ群。「どこだったかな?」と行ったことのある風景のようで妙に懐かしい。

噂の図書館内から眺める公園風の森。館内閲覧席300席。図書収容数13万冊。ほぼ英文図書。学生・教員には24時間オープン。一般利用者はさすがに開館時間設定あり。平日9:00~22:00、土日祝日9:45~1800。また、学生に戻りたくなった。

コロセウム型(半円の段上空間)図書館。秋田すぎによる木造架構。秋田すぎは年輪のはばがそろっていて、木目が細かく美しい特徴がある。また、伸縮が少ないため、くるいが小さく、耐久性もあると云う優れた性質を持っているそうな。

こうして一日が過ぎていき、帰路へ。今度は泊りがけで秋田の空気を味わいたい。