あの頃のくにたちに帰る会

はじめて足を踏み入れた時に、「なんと!」と感動した。水平に庇が三段に並ぶ窓。

子どもたちが飛び出てきそうな正面玄関。ドアに素敵な工夫があって、まだまだ使いたい仕様になっている。

道路側からみた玄関。いろいろなところに昇ってみたくなる造り。

いらっしゃいませ!3月25日(水)10時~19時までオープンハウスです。建物の調査発表や家主の業績など、短時間に発掘したことを展示。国立市史に新しい文化が加わるといいな。

正面玄関のドアに施された工夫とは、小窓。インターフォン的に訪問者と対面!?

庭に出る通用口。お勝手口は別にあるからおもしろい。人と人があまり接触せずに行動できるかも。

これが昔風チキンライスカレーby平成生まれ

ご近所と食べるライスカレーを作りま~す!逗子のなぎさホテル秘伝のチキンカレーである岩下家の味を吉澤&鳥居ペアがアレンジ。口当たりは甘めだけど、のどにピリ辛が残る。

はたけんぼから釜とプロパンガスを借りて、ご飯を炊いたさ。

玉ねぎを茶色くなるまで炒めて、昆布だしで手作りルウを溶いたチキンカレー。昆布だしがむしろ、今風。

家主の高橋さんがお客様をお迎えするために、アプローチのお掃除。

今日は無礼講で

南側に面した、ちっちゃい廊下。前掲の三層になっている窓を中から。

戦前の昭和を知る地元民とのトーク

老若男女のお客様が次々に。85年の建物の床が抜けたらどうしようと心配になるほど。国立に住み続けることに価値を見出している方々のお話は人気あります。座れなかった方、聞こえなかった方はごめんなさい。なんせ、予約なし、参加費なしのラフな、しゃべり場でしたから、準備しておりませんでした。数々のご指摘もいただいているようで、そこも国立らしいかもしれません。

市川洋服店がデザインした制服を説明する市川忠男さん。父のデザインは不変です。ご本人は永遠に野球少年。昭和55年、都立高校として初の甲子園出場を果たした当時の国立高校野球部監督。他にも数々の武勇伝を幼少期から残しておられる、生粋のくにたちっ子。町中を東西にわけて遊ぶなど昔の遊びは壮大!谷保の農家でもらう野菜を自転車に積んで坂道をあがるので、足腰が鍛えられたとも。野球人生の一助になったことでしょう。国立に生まれ、育って、よかったと最後に結んだ。

左が伊藤孜さん(立川・国立防災協会理事・支部)。昭和16年、戦争中の疎開も兼ねて、高田邸隣りに一家で転居。谷保小学校(今の国立第一小)を卒業。ということは往復4km以上の道のりを歩いて通学ということ。さぞや、足腰が鍛えられたことでしょう。高田邸地下室というお化け屋敷的要素のあった場所でも遊んだとのこと。会社員時代はぎゅうぎゅうのJRで遠距離通勤された強者です。変わりゆく町に思いを馳せながら、先をみる。そんな方々が町をつくりあげてきたのだと、なんか、感動。

二階の窓。谷保まで一望できたんじゃないかしら。

平成生まれの宮崎佳彦(左)と坂野いぶき(右)によるスウィングジャズ。高田邸と同い年のサックスも登場。彼らのお得意はジプシージャズ。高田邸には当時のSP版も数多く残り、家主の音楽好きがわかるのだが、若者によるジャズを喜んで聞いてたんじゃないかしら。

途中から飛び入り参加で坂野千恵さんも参戦。国立のわらべ唄など、いくつかお披露目。建物とよくマッチして、来場者も大喜び。高田邸の子どもたちも聞いていたかな?当時の娯楽が少し、わかる気がする。

イベントは3月25日(水)まで。21日(土)の晩、「国立カルタとカタリオフ会」開催決定!

18時から食べ物1品持ち寄りで、カルタして・・・最後は古い邸宅への思いを語りませんか。
家主さんのご好意で21時頃までオープンします。今、8名ほど集まっています。あと2名はいけそうです。